入院2日目
2日目
朝の診察。
相変わらず光は感じるものの全く見えません。
この日は酷かった…
朝方に横の方が退院されたみたいで3人状態だったのですが、夕方に新たな患者さんが入ってきました。
どうやら爺ちゃんが入ってきたようだ。
奥様が付き添いで一緒に来ていたが、この人達物凄くよく喋る。
他の人は静かな病室なのでどうしたって会話が耳に入ってくる。
さっきそれ喋ったよね!??という会話をエンドレスに繰り返していた。
やがて奥様も帰り、爺ちゃん重病なのかな?看護婦さんが頻繁に来ていたが、その度長話に看護婦さんが捕まっていました。
ぐーたらが寝る頃(午前1時くらい)には何回も看護婦さんが捕まってて、もう良い加減にしてやれよと思っていた。ちょっとイライラしていた。
ぐーたらが寝付いた頃、看護婦さんが◯◯さんどうしましたー?と駆け込んできて眼が覚める。どうやら爺ちゃんがナースコールを発動したらしい。なんかまた長話ししてる…
時計を見ると午前3時。
まぢもぅ無理…この病室まぢもぅ無理…!!
ぐーたらは枕を持って病室を出る。
机がいっぱい置いてあるコミュニケーションルームみたいなところで椅子寝を試みる。
途中看護婦さんに「どうしたの!?」と聞かれたので事情を説明し「大丈夫です」と言い張ったが、医学的には恐らく大丈夫ではない。
まさか入院中にベッドで寝れない日が来るとは思わなかった。
ともあれ根回し完了である。